キャサリン妃、エリザベス女王への初めてのクリスマスプレゼントは手作りのチャツネだった
毎年クリスマスを一族揃って迎えているイギリス王室。お互いにプレゼントを贈り合うことも知られているが、キャサリン皇太子妃は、結婚後初めてのクリスマスに、女王に何を贈るべきか酷く悩んだそう。悩みぬいて選んだプレゼントは、女王の心をつかんだそうだ。 【動画】エリザベス女王のハンドバッグからサンドイッチ登場 パディントンとほのぼのお茶会 Peopleによると、キャサリン妃がサンドリンガムハウスで初めて王室メンバーとクリスマスを過ごしたのは、ウィリアム皇太子(当時は王子)との結婚から8か月後の2011年のことだったそう。2016年に女王の90歳の誕生日を祝って公開された英ITVのドキュメンタリー『Our Queen at Ninety(原題)』で妃は、この時のことを振り返り、「初めてサンドリンガムハウスでクリスマスを迎えた時のことを覚えています。女王へ贈るクリスマスプレゼントをどうしようと悩みました」と明かしていたそうだ。 悩んだ末に妃が思いついたのは、手作りのものを贈ること。「何か手作りしようと考えました。悲惨な結果になる可能性もありましたが、祖母のレシピでチャツネを作ることにしました」と振り返る。贈ったあとも、「少し心配になりました」と語るが、結果は大成功だったそうだ。「翌日、テーブルの上に置いてあるのを見つけました。女王がプレゼントを喜んでくれたサインです」「とてもシンプルな行為でしたが、私にとっては大きな意味がありました。女王はそれまでも様々な機会でそうしていたので、彼女の思いやりであること、人々を思いやる気持ちの表れだと考えました」と語っていたそうだ。 チャツネとは、インド料理に欠かせない甘いペースト状の調味料。妃の妹ピッパ・ミドルトンが2012年に出版した料理本『Celebrate』によると、キャサリン妃の祖母から伝わるチャツネは、ズッキーニとレーズン、玉ねぎを、ブラウンシュガーやモルトビネガーなどの調味料と一緒に2時間煮込んで作るそうだ。