mi-mollet（ミモレ）

副業を何か始めたいけれど、何をすればいいかわからない。 そんなときは、「今の自分にできること」から手をつけてみるのもおすすめです。 日常的に使っているSNS、企業での事務経験……など、いつの間にか手に入れている経験やスキルを活かせる副業を紹介します。  

SNSの“中の人”になる「SNS運用代行」

InstagramやX（旧Twitter）などのSNS、毎日どれくらい見ていますか? 個人で複数アカウント持つ人はもちろん、企業もブランドや商品ごと、キャンペーンなど用途に合わせていくつも運用するのが、今や当たり前になりました。 そうなると必然的に足りないのが、SNSを運用する人。 ネットニュースなどで“中の人”が注目されることもありますが、すべての企業が社員だけでSNSを運用しているわけではありません。 ただでさえ労働力不足が叫ばれている昨今、SNSで自社についてつぶやいてくれた人、発信してくれた人に「いいね」をしてコメントに返信する……を従来の業務と並行して行うのは至難の業。だからといって、専任の人を社内に置くほどでもない。となると、外注という選択肢が出てくるわけです。 このSNS運用代行、分量的にも内容的にも副業にピッタリ。そういった事情もあり、副業人気が高まっています。 ・スマホやPCさえあれば、いつでもどこでもできる ・時間の融通が効く＆隙間時間にできる ・完全在宅 という観点からも、ミドル女性にとって魅力的な副業です。 以前、ご紹介したライター同様に、自分の興味あることの延長線上で活動できるのも、とっつきやすいといえるでしょう。  「実はそこそこフォロワーいるんです」というSNS強者には適職。「もっぱら見る専門」という人でも、日常的にSNSに触れている人なら特にハードルは高くありません（だから人気の副業でもあるのですが）。 SNS運用代行の報酬や業務はかなり幅広いので、「これをやったら、いくら」という相場がわかりにくい副業でもあります。 例えば、投稿するコンテンツの企画・制作。 月数回なのか週数回なのか。指示された通りのものを発信するか、自分ですべて考えるのか。それにより、手間もスキルも変わってきます。 シンプルなものなら、「いいね」やコメント返信だけということだってあり得ますし、改善の提案や分析などまで行う、フォロワー数を増やすなどの成果が求められるものまで、とにかく業務の幅が広いんです。 そのため、報酬も月額数千円～数万円とかなり幅があり、初心者でもOKの案件も多数存在しています。 簡単なものを複数受けるのもよし、少し深入りして1つの会社にガッツリ取り組んでみるのもよし。あなたの興味とスキル、やる気次第です。 ちなみに、メーカーなどが本気で取り組む時は、専門マーケターに桁違いの金額で発注する分野でもあるので、経験値が上がればそれだけ報酬アップの可能性は上がります。 のちのちのことを考えると、マーケティングスキルを身につけ、単価アップを目指すのが理想です。