年末年始のドライブも安心!混雑しやすいサービスエリア、パーキングエリアの決定的な特徴【実名公開!】
年末年始、帰省や旅行のために長距離ドライブする方も多いと思います。高速道路をドライブする際、休憩に欠かせないのがサービスエリアとパーキングエリア。しかしその混雑ぶりに悩まされたことはありませんか?実は、混む場所と時間帯には法則があるのです。知っておくと便利な"SA・PA攻略法"をご紹介します。(ライター・プランナー 植村祐介) 【この記事の画像を見る】 ● 混雑するSA/PAにはパターンがある 年末年始、帰省や旅行のために長距離を運転する人も多いのではないでしょうか。高速道路をドライブするとき、お世話になるのがサービスエリア(SA)やパーキングエリア(PA)。休憩や食事をとる場所として、また複数のクルマで出かける際の待ち合わせ場所としても欠かせない存在です。 コロナ禍が明け、国内の旅行需要が本格回復するにつれ、SA/PAの混雑は激しさを増すばかりです。そのため「高速道路の本線からSAに入るとき、渋滞で時間がかかった」「SAに入れたけど駐車スペースが見つからず、仕方ないからそのまま本線に戻った」という経験をした人も少なくないでしょう。 クルマ1台だけのドライブで、SA/PAに立ち寄った理由が「飲み物を買いたかった」「気分転換に身体を伸ばしたかった」程度であれば、そのSA/PAの利用はあきらめ、つぎのSA/PAを目指せばいいでしょう。しかし「友達との待ち合わせ」や「食事を予定していた」場合は、改めて待ち合わせポイントを決める、食事処のあるSAまでさらに移動する必要があるなど、面倒なことになります。 そうした事態を防ぐためのおすすめは、混雑しそうなSA/PAを避け、待ち合わせポイントや、食事を予定を決めておくことです。
● 休日の朝に混みやすいSA/PAは?~海老名、高坂、蓮田SA では、どのようなSA/PAが混雑しがちなのでしょうか。 まず混雑するSA/PAの筆頭に挙げられるのが、休日の朝の大都市圏からの下り線で最寄りとなる、規模の大きなSA/PAです。 複数台でドライブに行く場合、施設の充実したSA/PAを集合場所にすると、フードコートでくつろぎながら待てる、お食事処で参加者がいっしょに朝ご飯を食べることができるなどのメリットがあります。 しかし休日の朝は、多くの人が同様の行動を取るため、こうした条件がそろったSA/PAには、クルマが集中しがちです。施設の充実したSA/PAには、そもそも待ち合わせでなくても立ち寄る人が多いため、「SA/PAに入るところから渋滞して、駐車するまでに時間がかかった」「フードコートでゆっくり待ち合わせるつもりが席が空いてない」などの、予定外のトラブルに見舞われ、以降の予定の調整が必要になることもあります。 こうしたSA/PAの代表例は、東名高速の「海老名SA」、関越道の「高坂SA」、東北道の「蓮田SA」などです。 待ち合わせだけが目的の場合は、大規模なSA/PAを避け、比較的小さなPAでの集合を予定するといいでしょう。 ● 休日の午後に混みやすいSA/PAは?~上里、佐野SA 逆に休日の午後に混雑しがちなのは、複数の高速道路が合流するジャンクション(以下、JCT)から見て大都市圏側にすぐの、SA/PAです。 当然のことながら、休日の午後の交通量は、大都市圏からの下りに比べ、上りのほうが多くなります。JCTではそうした交通が合流するため、そこから先の上り線はさらに交通量が増えます。 ドライバーのなかにはJCTを帰宅までの“マイルストーン”ととらえ、「そこを過ぎたら休憩しよう」と考える人もいるため、JCTのつぎのSA/PAを利用するクルマが多くなるのです。 こうしたSA/PAの代表例は、関越道の「上里SA」や東北道の「佐野SA」です。