牛一頭から始まった大学!? 酪農から獣医学まで学べる酪農学園大学にてランパンプスが徹底取材!
小林:その人が先生みたいになることもあるんですか? 岡山:技師が管理をしているので、学生も学ぶ点は多いと思います。それと学生は授業で行くだけでなくアルバイトで入ることもあります。 寺内:アルバイトもするんだ! 小林:一番学びたいことをアルバイトにできるんだから勉強になりますよね。法外な値段で雇ったりしてないですよね(笑)? 寺内:「はい、今日の分」ってトウモロコシだけ渡すとか(笑)。
岡山:ないです(笑)。乳牛を絞るのは朝5時と夕方4時半の一日2回なんです。学生は朝、絞るアルバイトをやって、授業に出るんですよ。 寺内:「今日の乳搾りめっちゃ出てさ、1限遅れちゃったよ」みたいな(笑)。 小林:今は搾乳機でやってるでしょ(笑)。
寺内:そうだよね(笑)。 小林:就職先はどういうところが多いんですか? 岡山:循環農学類や、環境共生学類などは、専門性を生かした就職先に進む学生が一定数いますが、それとは関係なく、多職種に進む学生もいます。例えば、就農といって、そのまま農家、酪農家になる学生もいれば、知識を活かして、農家と企業をつなげるための企業に入る学生もいるという感じですね。
小林:獣医の国家試験って難しいんですか? 岡山:私から見ると、めちゃくちゃ難しく感じますね。 寺内:医者は人間だけだけど、獣医はいろんな動物ですもんね。 小林:動物関連の仕事に就きたい人ってめちゃくちゃ動物が好きなイメージあるんですけど、実際、そういう子たちが多いですか? 岡山:動機は様々ですが「動物が好き」とか「食べるのが好き」という学生は各学類で多いですね。 寺内:食品加工実習室があるかと思えば、実験室的なのもあったり幅広いですよね。医療センターまであるし。 岡山:そこは動物病院なんですよ。実習を行う「スキルスラボ」では動物モデルを使ってるので、牛の直腸検査とかもしますよ。 寺内:世界で3校だけだって!