カルティエ、ウブロ、ピアジェ、グランドセイコーから2024年の時計業界を占う?── 「Watches and Wonders Geneva 2024」リポート
CARTIER サントス ドゥ カルティエ サテン仕上げを施したブラウン グラデーション サンレイダイヤルは、やはりトップジュエラーと呼ぶに相応しい色の鮮やかさ、深みであり、昨年のディープグリーンとはまたひと味違うクールな印象を与える。
HUBLOT ビッグ・バン ウニコ オレンジセラミック レッド、ブルー、イエローに続き、ウブロにとって初となる鮮やかなオレンジのセラミックを発表。文字盤のカウンターと針、そして統合型ラバーストラップのセラミックカラーを忠実に再現した。スケルトン構造の完成度は高い。
PIAGET アルティプラノ アルティメート コンセプトトゥールビヨン 初の薄型キャリバー「9P」の開発から67年、そして2018年の世界最薄モデルを経て、新作は2mmという薄さの中にトゥールビヨンを搭載することに成功した。想像を超えるようなユニークピースの誕生だ。
GRAND SEIKO Evolution 9 Collection 手巻メカニカルハイビート 36000 80 Hours SLGW003 レギュラーモデルの素材には「ブリリアントハードチタン」を採用。通常のチタンよりも白くて美しい「ブリリアントハードチタン」は、標準的なスティールよりも約2倍硬く、傷がつきにくい、独自の素材となる。 WORDS BY AKIRA KAMIYA @ GQ