伊井さん(知名町)が金賞 マンゴー品評会に13点 沖永良部果樹生産組合
沖永良部果樹生産組合主催のマンゴー品評会は29日、鹿児島県和泊町の中央公民館であった。和泊、知名両町からアーウィン種13点の出品があり、審査の結果、伊井忠寛さん(79)=知名町=のマンゴーが金賞に輝いた。 品評会は沖永良部島産マンゴーの生産振興と高品質果実生産によるブランド確立を目的とする。町別の出品数は和泊7点、知名6点。県沖永良部事務所農業普及課の蛯原直人課長を審査委員長に、審査委員5人が果皮の着色や病害虫被害、糖度、食味などの項目で審査した。 出品されたマンゴーの糖度は最高14・5度、平均13・1度だった。 金賞の伊井さんは「栽培を始めて20年になるが、久しぶりの金賞受賞。妻とこつこつと取り組んできた成果」と喜びを語った。 蛯原審査委員長は「昨年より少ない出点数となったが、大変品質の高いマンゴーが生産されている。2~7月の気温変化が大きい中で、皆さんの日頃の管理のたまもの」などと講評した。