結婚後、手取り20万円男性に待ち受けていた「地獄」…「裕福な私立小の子」を見た妻が放った一言
歯科医師との不倫
「やはり僕の嫌な予感は的中しました。ある日、妻がトイレに立った時、テーブルに置いてある彼女のスマホから突然LINEの着信音が鳴り出して。ふと画面を見ると、そこには「史弥さん(仮名・40歳)」という見知らぬ男性の名前が表示されていたのです。すぐに妻を問い詰めると、勤め先の歯科医師との不倫を白状しました」 蓮さんはあまりのことに頭が真っ白になったという。経済的不安を抱えながらも、お互い支え合ってこれまでやってきたという強い思いがあったからだ。それだけ妻の不倫は蓮さんにとって予想外だったと言える。 「彼女は不貞を働いた経緯を語り始めました。『あなたとの生活も楽しかった』と前置きした上で『ただ結婚式を挙げたり、子どもを産んだりすることを考えた時、どうしても経済的苦しさを感じざるを得なかった』と悲しげな表情を浮かべて……。それで、身近にいる経済的余裕のある歯科医師の史弥さんに心惹かれるようになったと話しました」
今まで知らなかった楽しさ
妻のしたことは許せないけれど、蓮さんは経済的理由が原因で彼女を精神的に追い込んでしまったことに重い責任を感じたそう。 「妻は不倫にハマった理由について『史弥さんとのデートで、初めて高級レストランにも行って、ブランドものも買ってもらえて、今まで知らなかった楽しさを味わってしまったことが大きかった』と明かしたのです。その発言を聞いて、確かに僕は彼女に何一つ贅沢をさせてやれなかったと後悔の念に駆られました」 妻の不倫相手である歯科医師は子持ちの既婚者だったという。彼の家族の様子も彼女にとって魅力的に映っていたのだ。 「不倫相手の子どもはみんな私立の学校へ通っていたと言います。妻は経済的不安から出産もままならないのに、お金のかかる私立へ子どもを通わせている裕福な彼に、より一層心奪われてしまったそう。しかも、家族そろって海外旅行へ出かけるのも日常茶飯事で、旅行すらできない自分に虚しさを感じたとも話していました」