GPシリーズ初優勝の三浦佳生選手(写真：AP/アフロ)

◇フィギュアスケート グランプリ(GP)シリーズ第5戦 フィンランド大会 男子フリープログラム(日本時間18日、エスポー) 【画像】フィギュア・三浦佳生　新フリー『進撃の巨人』披露も「足がつりそう」「死んでしまう」 18歳の三浦佳生選手が、GPシリーズで初優勝。2季連続となるファイナル進出が決まりました。 SPで93.54点の首位に立った三浦選手は、FSで181.02点と全体2位の記録。『進撃の巨人』の音楽に合わせ、ダイナミックな演技を披露し、合計274.56点のシーズンベストで、トップを守り切りました。 昨季は、GPシリーズで2位が2回。今季もカナダ大会で2位とあとわずか届かなかった頂点の座。「優勝という文字が頭をよぎって足もすごい震えた」と振り返りました。 また、昨年に続き12月のGPファイナル進出も決定。初舞台となった昨季は5位でしたが、「GPシリーズ初めて優勝できてうれしいのですけれど、かなり課題も見つかったので早く練習したい。今回出た課題をしっかり直してフルパーフェクトの演技を目指して、帰ってすぐ練習したい」と戦いを見据えました。 2位は佐藤駿選手で、FSでは三浦選手を上回る182.93点のトップを記録。自己ベストとなる合計273.34点をマークしましたが、三浦選手に1点あまり届きませんでした。SP4位だった島田高志郎選手は、2つ順位を落とし6位で終わっています。