500万円超が見込まれる『ポケモン青』など160点が出品…投資対象としても注目集める「未開封の日本版レトロゲーム」に特化したオークションがアメリカで開催
オークションハウス大手のヘリテージ・オークションズは、日本版未開封レトロゲームが多数出品される「Japanese Video Games Showcase Auction」を2024年6月13日に開催することを発表しました。 【画像】懐かしのレトロゲームが、驚くほど高値に…! ◆500万円超が見込まれる『ポケモン青』など160点が出品 昨今注目を高める日本のレトロゲームソフトにフォーカスしたこのオークションでは、『ポケットモンスター 青』や『スーパーマリオブラザーズ3』、『ダックハント』など、多くの貴重なゲームソフトがラインナップされています。 とりわけ、非常に状態の良い(ミントコンディション)の『ポケットモンスター 青』(日本版)は、米国版よりも入手性が低いこともあり、今回のオークションの目玉になる模様。2024年2月に開催されたオークションでは、米国版に33,600ドル(記事公開時点の為替で約520万円)の値がつきました。 また、ニアミントコンディションの『スーパーマリオブラザーズ3』も注目商品の一つです。米国版の初期生産品は10万8000ドル(約1,700万円)で落札されましたが、日本版の未開封品はまだそれほど高い価格で売買された例はありません。 今回のオークションではファミコン、スーパーファミコン、ゲームボーイ、メガドライブ、ドリームキャスト、PlayStationなど、レトロゲームを中心に160点以上のビンテージゲームが出品されます。 ヘリテージ・オークションズのビデオゲーム部門マネージング・ディレクター、ヴァラリー・スピーゲル氏は、以下のように述べています(プレスリリースより)。 ヴァラリー・スピーゲル氏コメント 日本版のソフトが注目されるまでに、ずいぶんと時間がかかった印象です。日本の会社である任天堂がスーパーマリオブラザーズを制作し、日本で最初に発売しました。未開封の箱に入った初期生産ゲームソフトの米国版に価値が付くのは当然のことですが、文化的価値と希少性を兼ね揃えた日本のオリジナル版に、スポットライトが当たる時がついにやって来ました。ヘリテージは、このような象徴的なゲームのオリジナル版がより多くの方に認知され、評価されるよう努力しています。 【オークション情報】 オークション名:「Japanese Video Games Showcase Auction」 開催日:2024年6月13日(米国中部標準時) 開催地:米国テキサス州ダラス ウェブページ: 参加方法:ウェブサイトよりオンライン登録と入札が可能
インサイド Okano