過保護になりがちな親の“残念な思考”とは? 親子ともに自立した大人になるためには
子ども達が、これからの時代を幸せに生きていくためには、「自分の人生を他人任せにしない」主体的な姿勢がとても大切になってくると思います。今回は、子どもと接する親自身が、主体的に生きる方法についてご紹介します。 【漫画】「うちの子に限ってーー」もし自分の子どもが“いじめ”をしていたら、親は変化に気づけるのか? 親が子どもに与える影響は、絶大です。 子どもに「主体的」になってほしいと願う時、同時に、親自身が生きる姿勢を見つめ直すことも、また大切なのではないでしょうか。
親は子どもが大事だからこそ、ついつい子どもに手出し口出ししてしまうことがあります。
場合によっては、子どものためにを思ってしたことが、かえって子どもの自立を阻んでしまう結果になることもあると思います。 では、どうして親は「しなさい」とか「しなければならない」と子どもに言ってしまうのでしょうか。
それは、親自身が「しなければならない」に縛られているかもしれません。
まずは、親が「しなければならない」から解放されることが、親子で生きやすくなるための第一歩。 そのために、今日からすぐに実践できる方法は、 「しなければならない」という口ぐせを別の言葉に変えてみる! という方法です。
そもそも、「しなければならない」って誰が決めたことなのでしょうか? ……実は、世の中には「しなければならない」ということは一つもないのです!
少し視野を広げてみれば、別の選択肢もありますし、やらないという選択もできます。 しかし、「しなければならない」という言葉には、選択の余地がありません。 「しなければならない」と思って行動している状態は自分で行動を選択していない状態なのです。 では、どうすればよいのでしょうか?
それは、 語尾を「することを選択する」に変えるのです。
「選択する」という言葉を使っていると、自分でコントロールする意識が生まれます。 結果的にとる行動は同じでも、気持ちは全く違います。
今まで「しなければならない」一択だったことが、たくさんの選択肢の中の1つと思えるようになったことで、視野がとても広がります。