母の思い出のティアラで! オランダのアマリア王女が晩さん会に出席
21歳の誕生日を祝ったばかりのオランダの次期君主、カタリナ=アマリア王女が両親の国王夫妻とともに、オランダを訪問したポルトガルのマルセロ・レベロデソウザ大統領を迎えての公式晩さん会に出席しました。 【写真】カミラ王妃&エリザベス女王のティアラギャラリー パープルのスパンコールがまばゆいTADASHI SHOJIのドレスに身を包んだ王女の装いは、特にそのティアラで注目を浴びました。「ダッチ・スター」と命名されたティアラは、王女の母、マキシマ王妃が2002年に結婚式で使用したものです。
アマリア王女は2021年に出版されたオランダ王室公認の自身の伝記、『Amalia』を執筆した作家でコメディアンのクラウディア・デブレイに対し、「ティアラが大好き」だと明かしています。 「ヨーロッパにあるすべてのティアラを認識できる」という王女は、幼いころからマキシマ王妃が使用するティアラを自分の頭に載せてみたりしていたそうです。 各国の王室所有のジュエリーを紹介するブログ、『コート・ジュエラー』のローレン・キーナは、このティアラは「フランケンティアラ」とも呼ばれるタイプだとして、「マキシマ王妃が結婚式のために選んだのは、2つの異なるジュエリーに使用されていたものを組み合わせ、新たに作ったものです」と説明しています。
王妃はユリアナ女王(現国王の祖母)が1965年に初めて使用した「パール・ボタン・ティアラ」と、1879年に国王ウィレム3世と結婚したエンマ王妃に贈られた2セットの「ダイヤモンド・スター・ブローチ」を組み合わせたといいます。 マキシマ王妃が「ダッチ・スター・ティアラ」を最後に使用したのは、2013年。その後、アマリア王女が2022年に着用しており、王女にとってはポルトガル大統領を迎えての晩さん会が、このティアラを身に着ける2度目の機会となりました。 いっぽう、王妃はこの日、「メレリオ・ルビー・パリュール・ティアラ」を選んでいました。 現在はアムステル大学に通うアマリア王女の公務について、オランダ王室は、「未来の国家元首としての準備」として、学業に支障のない範囲で、「王子の日(プリンシェスダーグ、政府予算発表の日)」や「国王誕生日(キングス・デー)」に行われるパレードのほか、外交関連の行事やレセプションなどに出席すると明らかにしています。
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