ホンダの“3代目”「和製スーパーカー」はいつ登場!? ついに究極の“静音”マシン化か? 待ち望まれる新型「NSX」はどうなるのか
NSX復活はありえる!! 日産との協業でみえた国産スーパースポーツの活路
2017年2月の発売からわずか5年半という短命での販売終了となった、ホンダの2代目「NSX」。ホンダファンのみならず、スポーツカーファンにとっては、国産のスーパースポーツの欠落は非常に寂しいもの。 ただ2024年8月に発表となった日産との協業によって、NSX復活のシナリオが期待できるようになってきました。 【画像】めちゃカッコいい! ホンダ新型「NSX!?」を画像で見る(30枚以上)
2024年8月、日産と三菱、ホンダは、3社での戦略的パートナーシップ検討の覚書を締結しました。 これまでも「協力すればいいのに」と、おそらく多くのクルマ好きが思っていた日産とホンダ。 北米市場で絶大な支持を得ているホンダと、欧州市場で存在感のある日産は、日本市場においては似たような占有率で、トヨタの後塵を拝している状況も同じです。 また、NSXと「GT-R」という世界に誇るスポーツカーブランドを持っている(持っていた)ことや、「e:HEV(イーエイチイーブイ)」や「e-POWER(イーパワー)」といった独自のハイブリッド技術をもつことなど、クルマづくりの面でも似ています。 明らかになっている協業範囲はおもに電気自動車の分野で、部品の共同調達のほか、クルマの「味付け」には直接関係のないe-Axle(イーアクスル)や駆動用バッテリーなどの基幹部品の共用化など。 ただ将来的には、クルマに搭載するソフトウエアの共同開発や、完成車の相互供給についても協業を検討するとのこと。そこで期待したいのが、2022年10月に販売終了となったNSXの復活です。 ちなみにホンダは2022年4月に発表した「四輪電動ビジネスの取り組みについて」で、スポーツマインドを持つ「フラッグシップ」モデルも投入すると発表しており、ティザー画像はいかにもNSXを思わせるフォルムでした。 すでにフォルムを公開しているだけに、2025年以降に姿を現すことは大いに期待されます。
パワートレインの共同開発をしながら「まったく異なる味付け」で誕生か!?
そんなスーパースポーツカーの開発には、通常の乗用車よりも壮大なコンセプトと予算、コスト、時間、技術力、人材、そして、これらを仕切るリーダーが必要。 特にコストについては、部品のコストを販売価格に転嫁する海外メーカーと違って、国産スポーツカーには暗黙のコスト上限があります。
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