阪神・ドラ2今朝丸 青い小さいグラブ 高校時代から愛用、ヤクルト・石川モデルを改良「形が好きだったので」
6日に入寮した阪神の新人9選手が7日、鳴尾浜で始動した。9時50分には全員そろってグラウンドへ向かい、それぞれアップやキャッチボールなどで約1時間半汗を流した。ドラフト1位・伊原陵人投手(24)=NTT西日本=とドラフト2位・今朝丸裕喜投手(18)=報徳学園=は初のキャッチボール。ポール間ダッシュなども行い、翌日に迫る新人合同自主トレに向けて万全の準備を整えた。 【写真】キャッチボールする今朝丸 鮮やかなブルーが鳴尾浜の芝に映えた。今朝丸がプロ入りに際し新調したグラブで始動した。前日にはドラえもんのぬいぐるみを携えて入寮したが、グラブもまた青色。「好きな色が青」と、シューズまでお気に入りカラーでそろえた。 実はこのグラブは、22日に45歳となって今シーズンを迎える球界最年長、ヤクルト・石川モデルのもの。「形が好きだったので」と、高校時代から同じモデルを使い続けており、5ミリほど小さいサイズでオーダーしている。「初めはいらないかな」と文字などの刺しゅうはあえて入れず。「ピッチングも、その後の守備の面でも問題はないかな」と頼れる相棒だ。 この日キャッチボールのペアを組んだ伊原の球には「すごく回転がきれい。見たことないボールが受けられた」と驚き、「刺激をもらっていいキャッチボールになりました」と充実の汗を流した。8日から始まる新人合同自主トレにも準備は万全だ。「緊張はしてないんですけど、キャッチボールとか、普段通りを出していこうかな」と強心臓ぶりものぞかせた。