ABC三代澤康司アナが草野球で実況の特訓? その理由とは
同席の湯舟敏郎さん「初実況なら及第点です」
最後には兵庫ブルーサンダーズがサヨナラ勝ちする展開となり、ランナー生還や選手らがグラウンドで水をかけあって喜ぶ様子までを伝えた。 「実況席に座っていると、選手らの思いも伝わってきて、それを伝えているのがアナウンサーなんだと思った」とうれしそうに語る。 実況に同席した湯舟さんは「もっととんでもない言葉が出てきたりするんかなと勝手に思ってたんですが、やはり三代澤さん能力高いですよね。僕でよかったんかなと。けど、やはり飛ばしてはりましたね、僕的には終始楽しかったですけど。初実況なら及第点です」と笑顔で話していたという。
プロデューサー「努力の人と再認識」
三代澤アナは最後にヒーローインタビューも経験するなど大いに活躍、球場で応援していたファンや駆けつけたリスナーらにお礼を述べ、実況企画は大成功に終わった。 上ノ薗プロデューサーは「最初は本人を少し困らせようと思った企画でしたが...三代澤アナは伊達に第一線で人気アナウンサーを34年もやっていませんでした。いざという時の集中力と度胸は尋常ではありませんでした。準備期間も含め10日程の練習で、最後は野球実況をおよそ3時間、9回終了までやり遂げました」と語る。 また「一人一人の選手の情報をメモしたり、なんでもそつなくこなす天才肌と見ていた気持ちが、努力の人と再認識しました」と続けた。57歳の三代澤康司アナは、「思いつきといっちょかみ」精神で、今後も活躍を続けることだろう。