金メダル持参で会場入りの山崎賢人「重みを感じている、これで競輪で負けたら…」/競輪祭
小倉競輪のナイター「朝日新聞社杯競輪祭・第2回競輪祭女子王座戦(GI)」は、20日、2日目を迎える。6レースの一次予選を走る山崎賢人(31歳・長崎=111期)に話を聞いた。 パリ五輪では、現地に帯同を許されず、スーパーサブの存在。だが、10月の世界選手権では、ケイリンで見事、金メダルを獲得した。 山崎賢人は「金メダルの重みを感じているし、これで競輪で負けたら、大した事がないと言われてしまう(笑)。あのレースは普段と違い、残り3周からハイペースになった。それが自分に向いた感じですね。ロス五輪は4年後になるし、35歳になるので、そこまではどうですかね…」。 「パリ五輪で、俺を選んでおけばと思わなかった?」の記者の意地悪な質問に「その前に結果が出なかったし、それは思わなかったですね(大笑い)」。 金メダルを持参して競輪場入りしたが、純金以上に輝いていた。(町田洋一)