【イベントレポート】松田元太、尾上右近は「大好きなお兄ちゃん的存在」歌を通して絆を深める
映画「ライオン・キング:ムファサ」の“ムファサ&タカ 応援上映会”が、本日1月8日に東京のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、“超実写プレミアム吹替版”キャストである尾上右近、松田元太(Travis Japan)、MARIA-Eが登壇した。 【画像】「ブラザー/君みたいな兄弟」を歌唱する尾上右近と松田元太 同作は、1994年にディズニーアニメーションとして誕生した「ライオン・キング」の始まりの物語。シンバの父にして、やがて偉大なる王に成長していくムファサの若き日の物語がつづられる。右近がムファサ、松田がのちにスカーとなるタカ、MARIA-Eがムファサの妻となるサラビに声を当てた。 最初にステージに上がった右近は「明けましておめでとうございます!」と大きな声で挨拶。「歌舞伎の人間はあまり休みがなく、年末年始でようやくお休みできます。大みそかや元日に本作を観てくださった先輩もいて、(2025年の)幕開けに自分が参加した作品を観ていただけるというのはうれしかったです」と述べる。また、ムファサのカチューシャを着けた観客に向けて「皆さん、よくお似合いだこと!」と笑顔を見せた。 次に、MARIA-Eが元気いっぱいにステージへ。ムファサの魅力を尋ねられるとMARIA-Eは「器の大きさや、立ち姿が素敵だと思います。女性が惚れてしまう王者感がすごいなと思います」と伝える。その言葉を受け右近は「サラビはムファサにとって支えで、気付きをもたらしてくれる存在。夫婦の理想の姿ですね」とコメントした。その後2人は、気持ちを込めて劇中歌「聞かせて」を歌唱。MARIA-Eは「収録は別々だったので、顔を合わせながら歌うのは今回が2回目。まだ歌い足りないです! 何度でも歌いたいです」と力強く語った。 ここで会場が突然暗転。タカのセリフが会場に流れ、松田が登場した。右近はタカについて「とにかく純粋なライオンちゃん。まっすぐでほかの方法を知らないんです」と話し、松田へ「もし(タカのように)“闇落ち”しそうになったら言ってね!」とジョークを飛ばす。松田は「世界中に『ライオン・キング』のファンがいらっしゃるので傷を付けないように、“スカー状態”にしないように、誰よりもタカを愛しながら演じました」と回想した。 右近は「元太さんのファンの方も、本作では彼のギャップを感じられると思う。いつもと違う一面が出ているので、この作品が松田元太の転換期になるのではと思っています」と太鼓判を押す。続けて彼は「せっかくなので“闇落ちボイス”をもう一度聴きたい!」と提案。松田が「俺には何もない。ムファサがすべてを奪ったんだ」と劇中のセリフを口にすると、右近が「被害妄想だよ!」とムファサ目線でツッコみ、会場を沸かせた。 イベントでは、右近と松田が「ブラザー/君みたいな兄弟」を歌唱する一幕も。ステージから客席まで走り、観客に歌声を届けた。右近が「楽しかった! 毎回雰囲気が変わるのですが、今日は大人な感じでした」と歌唱を振り返ると、松田は「やっぱしですか!? 僕も同じこと考えてた!」と大興奮。松田は「けんけん(右近)は、僕にとって大好きなお兄ちゃん的存在。この曲を歌うとムファサとタカのように兄弟の絆が強くなって、幸せ度が上がりました」と言葉を紡ぐ。右近が「歌舞伎のお化粧の準備中にこの曲を聴いてる」と明かすと、松田はうれしそうに「俺も昨日、歌いながらシャワーを浴びました!」とエピソードを披露した。 ©︎2024 Disney Enterprises, Inc. All Rights Reserved.