あきれた女店員、飲食店に勤務…男性客に2700万円超を送金させたか 店で知り合った2人、女はその後転職 「宝くじ当選」とウソつき、求める金額が膨大に 男性が警察に相談、女逮捕「お金は返すつもりだった」
埼玉県警川口署は12日、詐欺の疑いで、蕨市塚越7丁目、インドネシア国籍のパートの女(38)を逮捕した。逮捕容疑は2022年2月8日ごろから同10日ごろの間、川口市の男性会社員=当時(53)=に対し、交流サイト(SNS)を通じ、「宝くじが当たったが、手続きで3週間かかる」「家族のオペ、病院、入院代、全部で200万かかる」などと虚偽の内容のメッセージを送り、現金200万円をだまし取った疑い。 泥棒女が普通に入店してきた写真 すし、うなぎ店へ次々 誰もいない店内を歩く様子、バッグ片手にまるで客
同署によると、女は川口市の飲食店で働いていた際、客として来店した男性と知り合った。男性は200万円を振り込んだ後も数十回にわたり、合計2740万円を送金したと話しているという。金額が大きくなり、不審に思った男性が22年4月ごろ、同署を訪れて被害を相談。在留カードなどから女を特定した。「うそをついて現金を受け取ったことは間違いない。ただお金は返すつもりだった」と容疑を一部否認している。