木村慧人、『顔に泥を塗る』で髙橋ひかるにメイク 「絶対にイヴを演じたいと思いました」
7月13日より放送される髙橋ひかる主演の土曜ナイトドラマ『顔に泥を塗る』(テレビ朝日系)に、FANTASTICSの木村慧人が出演することが決定した。 【写真】『顔に泥を塗る』ティザービジュアル 本作は、ヨシカズ原作の同名コミック(ゼノンコミックス/コアミックス)をドラマ化する“人生逆転ラブストーリー”。運命的に出会ったメイク男子に施してもらったメイクをきっかけに前に踏み出しはじめた主人公・柚原美紅(髙橋ひかる)が、モラハラ男へと変貌した彼氏に立ち向かい、メイクの力で人生を変えていく。 木村が演じるのは、ギャラリーカフェでアルバイトをする大学生・高倉イヴ。メイクが大好きで、“その日のなりたい自分”に合わせて、男性向け・女性向け問わずメイクや洋服を選び、ボーダーレスに楽しんでいる。周りの目は気にしないイヴだが、偶然出会った美紅から偏見もなく純粋に褒められたことに好感を抱く。同時に、人の思いを優先して自分をないがしろにする美紅のことが気になり、メイクの力で変えていくことに。一方、モラハラ彼氏を前に翻弄される美紅に、イヴは時にもどかしさを感じたり、戸惑ったり、感情を揺さぶられる。 2016年に結成されたFANTASTICSのメンバーとして活動する傍ら、近年は映画『HiGH&LOW THE WORST X』や、W主演を務めたドラマ『飴色パラドックス』(MBS)、『好きなオトコと別れたい』(テレビ東京系)などに出演する木村。本作では、髙橋演じる美紅の人生に大きな影響を与える役どころを務める。 原作を読んだ木村は、「イヴくんには自分に通ずる部分があるなと感じた」そうで、まだどの役を演じるかわからない段階から「絶対にイヴを演じたいと思いました」と語る。「僕自身も普段からスキンケアやメイクが好きなので、イヴを演じることによって、より詳しくなって自分にプラスになると思いますし、もちろん役者としても成長できそうな役だなと思います。また新しい自分に出会えるんじゃないかなと楽しみです」と期待を寄せた。 そんなボーダーレスにメイクやファッションをまとうイヴを演じる木村は、本作でさまざまな姿を披露することに。役作りで金髪にイメージチェンジしたほか、劇中では女装姿も披露する。 美紅を恐怖に陥れるモラハラ彼氏・ハル役、そして謎多き弁護士・鬼武柊真役のキャストは今後発表される予定だ。 髙橋ひかる(柚原美紅役) コメント 木村さんとは以前、バラエティー番組でご一緒したことがあって、ポップな空気感の中での収録だったのですが、とても笑顔がチャーミングで素敵な方だなというのが第一印象で強くありました。なので、きっと現場の空気を柔らかくしてくださる方なんだろうなと安心感があります。これから一緒にこの作品を作り上げていきますが、すでにクールビューティーのファッションもすごい似合っていましたし、これからイヴくんとして一緒にお芝居できるのが楽しみです。 木村慧人(高倉イヴ役) コメント 本作に出演が決まった時の心境 率直に嬉しかったです。原作を読ませていただいて、イヴくんには自分に通ずる部分があるなと感じたんです。イヴくんは一見明るく見えて、実は辛い過去や思い出したくないことがあって、僕はそこまでのことではないですが、ダンスで挫折した経験があったので、今でこそ明るくしているけど、そういった経験を踏まえて今にいたるところが通ずると思いました。最初は誰を演じるか決まっていなかったんですけど、絶対にイヴを演じたいと思っていたなかで、お声掛けをいただけたので「頑張ろう!」って思いました。 高倉イヴを演じるにあたり期待すること、自身との共感点や異なる部分 僕も普段から結構思ったことは言える方ではあるんですけど、イヴほどは言えないので、そこは自分にはないところだと思います。ただ、僕自身も普段からスキンケアやメイクが好きなので、イヴを演じることで、より詳しくなって自分にプラスにもなると思いますし、もちろん役者としても成長できる役だなと思います。また新しい自分に出会えるんじゃないかなと楽しみです。 主演の髙橋ひかるの印象 髙橋さんはとても気さくな方で、しゃべりやすいですし、常に周りにも気を配っていて明るい方だなと思いました。自分ももともと明るいキャラなのですが、それをそのまま受け入れてくれるというか、気負わずに話せる方だなと思います。髙橋さんと一緒に明るい現場にできればいいなと思っていますし、これを機に髙橋さんからメイクや女性の仕草も学んでいきたいです。また、学ぶことが沢山あると思うので、お芝居に関してもいろいろ聞いていきたいですね。 視聴者へメッセージ イヴくんは、「その日のなりたい自分になる」というのがテーマで、メイクをはじめいろんな表現方法で自分を提示してると思うんですけど、それを僕が演じることによって、見ていただく方も「なりたい自分になっていいんだ!」と前向きに思っていただけるとうれしいです。それくらい皆さんの背中を押せるように、自分なりにいろいろ模索しながら頑張っていきたいと思います。
リアルサウンド編集部