杉村太蔵 「料亭行ってみたい」奔放発言の後日談「大人が怒っているの、初めて見ましたね」
元衆院議員でタレントの杉村太蔵(45)が27日、ニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」(月~木曜後1・00)にゲスト出演し、衆院議員時代の奔放発言について振り返った。 【写真あり】杉村太蔵に激怒した「大人」 05年の衆院選に比例区で出馬し、小泉チルドレン旋風に乗って初当選。当時26歳という若さだったが、「料亭に行ってみたい」「念願のBMWが買える」など、議員としての活動以上に浮足立った発言が世間から注目された。 「僕の場合は“料亭に行ってみたい”で、あれ26ですからね。あの時、何の悪気もなかったんですよね。今さら言い訳するわけじゃないですけど、政治家を揶揄(やゆ)してやるという気はまったくなくて」と、当時の発言を釈明。「ただただ、26の僕からしたら、政治家といったら料亭というイメージがあって。行ってみたいなと言ったら、その日の夕方の『スーパーニュース』(情報番組)で、安藤優子さん、ブチ切れですからね。木村太郎さん、“日本は終わった”って言ってましたから」と振り返り、「ナイツ」らを爆笑させた。 後日談も明かした「それで武部(勤)幹事長から電話がかかってきて、“自民党幹事長室でございます”って」。当時の武部幹事長から呼び出しを食らったという。「自民党の幹事長室って、ちょっと大げさじゃないですか?っていうくらい重厚な分厚い扉なんですよ。だけどね、こういう時って本当に不思議なもんで、どんなにその扉が分厚くても、中の人が怒っているなって分かりますね。にじみ出ちゃっているんですよね、じゅうたんから。開けた瞬間、“貴様、こら~っ!”って。大人が怒っているの、初めて見ましたね」と笑わせていた。 また「今、いろいろな不祥事で謝罪会見していますけど、違法行為でもない、差別的な発言でもなく、ただただ幼稚な発言で謝罪会見したのは私が最初」とも打ち明けていた。