【写真：Getty Images】

　韓国代表は現地時間10日、ワールドカップ・アジア最終予選（3次予選）グループB第3節でヨルダン代表と対戦した。試合は、韓国代表が2-0で勝利している。韓国メディア『FOOTBALLIST』は、相手のラフプレーが原因で負傷した韓国代表FWファン・ヒチャンについて報じていた。　 【一覧表】サッカー最新FIFAランキング1位～100位 　ここまで1勝1分の韓国代表はヨルダン代表のホームに乗り込んだ。23分、ファン・ヒチャンが敵陣内でボールを受けるとヨルダンのエサン・ハダッドのタックルを受けて転倒。同選手は、その後プレーを継続することができないと判断されて、スタッフにサポートされながらピッチを去っていた。試合後、韓国に帰国する際にも車椅子を使っていた様子が報じられている。 　韓国に帰国して行われた検査の結果、同選手は次節のイラク代表戦に出場できないと判断されたようだ。大韓サッカー協会はファン・ヒチャンと同じく負傷していたオム·ジソンの離脱を発表し、代わりにイ·スンウとムン·ソンミンを代替招集すると発表している。 　2人の負傷離脱者を出す結果となってしまったことについて、「過酷だったアウェイのヨルダン戦。マナーのない相手チームは、サッカーではなく格闘技をした」と振り返り、相手チームのラフプレーを痛烈に批判していた。 　韓国代表は、チームの絶対的エースであるプレミアリーグ・トッテナム所属FWソン・フンミンも怪我で欠いており、ここ数年チームを支えてきた主力2人がいない状況で強敵イラク代表との試合に臨むこととなる。