イタリア史上初の快挙! マルディーニ家が3世代で代表選手に…“3代目”のダニエルがデビュー
イタリア代表の歴史に新たな1ページが刻まれた。 現地時間14日に行われたUEFAネーションズリーグ(UNL)リーグA・グループ2第4節でイタリア代表はイスラエル代表と対戦した。41分にマテオ・レテギのPKで先制すると、54分にはジョバンニ・ディ・ロレンツォが追加点をマーク。その後1点を返されるも、ダヴィデ・フラッテージとディ・ロレンツォのゴールで突き放し、4-1で快勝した。開幕から4戦無敗としたイタリア代表はリーグA・グループ2の首位を走っている。 この試合では、ミランやイタリア代表で活躍したパオロ・マルディーニ氏を父、チェーザレ・マルディーニ氏を祖父に持つ同国サッカー界屈指のサラブレッドであるダニエル・マルディーニが74分から途中出場。投入から5分後にはディスティニー・ウドジェとの連携で左サイドを崩し、ディ・ロレンツォの2ゴール目をお膳立てするなど、記念すべき代表デビュー戦で存在感を放った。 偉大な祖父と父に続き、イタリア代表の青きシャツに袖を通したダニエル。データサイト『Opta』によると、3世代に渡ってイタリア代表でプレーしたのは今回のマルディーニ家が史上初だという。なお、ダニエルの代表デビューとなったこの日は、パオロが最後にイタリア代表として試合に出場してから22年118日、チェーザレが最後に出場してから61年1日が経過していたとのことだ。 2001年10月11日生まれで現在23歳のダニエルは、父と祖父が活躍したミランの下部組織出身で、2019-20シーズン途中にトップチームデビューを飾った。その後はスペツィアやエンポリでの武者修行を経て、今年1月にはモンツァにレンタル加入。今夏に完全移籍へ移行し、今シーズンはここまで8試合の出場で1ゴール1アシストをマークしている。
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