クセスゴ・スーパーカブ・カスタム第3弾!! スズキの軽用インタクーラーターボを搭載した、旧車レーサー風の車両を発見!!
カフェカブ青山のこの日、ちょうど「RC149」がウエルカムプラザの一角に展示されていました。125ccでありながらも最高速210km/h以上、1966年の東ドイツGP優勝車です。見比べると、坪井さんのカブがRCシリーズをオマージュした事が伝わってきます。
前後のドラムブレーキはC50用。どうりで小さいワケです。 バックショットも、もはやカブの面影は有りませんが、しかしカッコイイなぁ⋯⋯。ガソリンタンクにシートを貼って不要な物をそぎ落とした潔さは、正しくレーシングマシンです。
車体の左には、ブローオフバルブ(タービンのブローを防止する部品)が搭載されていました。シフトチェンジをする際にアクセルを閉じると、ターボ車特有の「プシュッ」という音が出るそうです。 ターボ仕様にしてパワーはアップしたんですか? と聞いたら、「はい、上が回る様になって楽しい走りになりましたよ!」と坪井さん。 スーパーカブ110のエンジンは、低速から中速域で力強いトルクを発揮して乗りやすいのですが、ターボ仕様にしたことで高回転域でもパワーが出る様になったそうです。変速の度の「プシュッ」という音も楽しいですよ! とのこと。 でも、ターボ仕様とは言え、スーパーカブのエンジンですから、ロータリー式のシフトチェンジですけどね。こんな点もカブならではの面白さですよね。
坪井さんのカブは、参加者による投票式コンテストで3位に入賞しました。 おめでとうございます! まさかカブをインタークーラーターボにしちゃうなんてねぇ。 カフェカブミーティング青山で見た「クセが強すぎるカブ」は、まだまだありましたオーナーの個性や工夫を感じられてやっぱり楽しい。まだまだ続編を展開する予定です) 。ぜひご期待ください。
近藤スパ太郎