大学生の息子がアルバイトの掛け持ちで昨年の収入が130万円以上あったのですが、確定申告を知らなかったそうです。どうすればいいですか?
※国税庁「No.2024 確定申告を忘れたとき」より筆者作成 ただし、確定申告の期限から1ヶ月以内に自発的に申告した場合、無申告加算税の対象外となります。また、確定申告の期限内に申告の意思があったと認められた場合も、加算税は課されません。 ◆延滞税 確定申告期限を過ぎて申告する場合、延滞税が発生します。延滞税の税率は、期限翌日から納付するまでの日数に応じて変動します。令和3年以後の割合は、以下のとおりです。 ・期限翌日から2ヶ月経過する日まで:年7.3%または延滞税特例基準割合(令和4~6年は年2.4%、令和3年は2.5%)+1%のいずれか低いほうを適用 ・期限翌日から2ヶ月経過した日以降:年14.6%または延滞税特例基準割合(令和4~6年は年8.7%、令和3年は8.8%)+7.3%のいずれか低いほうを適用
期限を過ぎていても確定申告はできる?
確定申告は通常、確定申告の期間は2月16日~3月15日までに行います。 しかし、手続きを忘れてしまった場合は、期限後に申告することが可能です。未申告期間が長引くほど、ペナルティーの税負担が増えるため、確定申告を忘れたことに気づいたら、できるだけ速やかに申告しましょう。
確定申告を忘れた場合は早めに申告しよう!
大学生のアルバイトでも、条件に当てはまる場合は確定申告が必要です。また、期限内に確定申告が行われなかった場合、無申告加算税や延滞税などのペナルティーが発生する可能性があります。 確定申告が行われていない場合は、できるだけ早めに手続きすることをおすすめします。確定申告が必要な条件を理解し、今後は期限内に確定申告を済ませるよう心掛けましょう。 出典 国税庁 ・勤労学生控除 ・基礎控除 ・給与所得控除 ・確定申告を忘れたとき ・延滞税について 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部