ラーメンYouTuber・SUSURU、近年のトレンドは“ガッツリ淡麗”「ガッツリしてるけど、あっさりしたスープ」
登録者172万人を誇るラーメンYouTuberのSUSURUが4日、都内で行われた「Takumen Ramen Awards 2024」授賞式に出席。近年のラーメンのトレンドを語った。 【全身カット】デコルテ輝く!清楚感溢れるドレスで登場した松村沙友理 「Takumen Ramen Awards 2024」は、過去13年続いた「お取り寄せラーメン オブ・ザ・イヤー」と3年続いた「JAPAN BEST RAMEN AWARDS」を統合し、フルリニューアルしたもの。『宅麺.com』で1年間に販売した全国約300店舗400種類以上のラーメンから1年間で最も売れた商品を部門別のランキング形式で発表する「お取り寄せラーメン部門」と、全国の有名ラーメン店の店主1000人が選ぶ「店主が選ぶラーメン部門」の発表、表彰を行う。 スペシャルプレゼンターとして参加したSUSURUはイベント冒頭、2024年のラーメントレンドについて語ることに。「今年は目立った流行というか、こういうラーメンがきてるっていうのは、正直そんなないのかなと思っている」と前置きしたうえで、「ここ2、3年ぐらい、都内だったら自家製麺で、もち小麦とかを使った極太の自家製麺と、あっさりの淡麗系のスープを、素材にこだわったスープを合わせて。さらに、チャーシューも種類たくさん、いろんな調理法のものをのっけて。ガッツリしてるけど、あっさりしたスープの、僕ら勝手に“ガッツリ淡麗”と呼ばさせてもらってるんですけど、相変わらず、やっぱ来てるなって」と、近年のトレンドを語った。 その上で、「今年は本当に原価の高騰であったりとか、素材やライスとかまで上がったりしてて。やっぱ地にしっかりこう足つけてやっていかなければいけない、結構難しい年だったのかなと思っています」とラーメン店にとって厳しい年だったと指摘。そんななかで、「間借り営業」がブームになっていたと話し、「都内は特に難しくなってきたなっていうところで、例えば居酒屋さんをやられてるところを間借りして、自分のラーメンを試して出して。そっからお店を新しくやりたい。ちょっと間借り営業のブームみたいなのは、この数年、結構あるのかなと思いました。ほんとに今年は結構、やっぱラーメン業界にとってもなかなか難しい、本当に激動の年だったじゃないかなと僕は思いました」とまとめた。 なお「お取り寄せラーメン部門」は、総合大賞(殿堂入り)に元祖スタミナ満点らーめん すず鬼『スタ満ソバ』(東京都三鷹市)、新人大賞に宍道湖しじみ中華蕎麦 琥珀『しじみ中華蕎麦』(東京都大田区)、ラーメン大賞に大島『味噌らーめん』(東京都江戸川区)、つけ麺大賞に麺屋一燈『濃厚魚介つけ麺』(東京都葛飾区)、まぜそば大賞に元祖スタミナ満点らーめん すず鬼『皿ヒロシ改』(東京都三鷹市)、インスパイア大賞にちばから『らーめん』(千葉県市原市/今回で殿堂入り)、新人特別賞にTokyo Style Noodle ほたて日和『帆立の昆布水つけ麺(白)~北海道猿払村産帆立使用~』(東京都千代田区)が受賞。 ほか部門賞では、【ラーメン部門】の醤油・塩・味噌・豚骨・魚介系・鶏白湯・家系・その他、【つけ麺部門】【まぜそば部門】、【インスパイア部門】のラーメン・汁なしの1位から3位と、【新人賞】のまぜそば・塩ラーメン・味噌ラーメン、醤油ラーメン、魚介系ラーメン、家系ラーメン、つけ麺、インスパイアラーメンもそれぞれ発表された。 また、「店主が選ぶラーメン部門」は、「PLATINUM」10店舗、「GOLD」23店舗、「SILVER」61 店舗が選出された。「PLATINUM」に選ばれたのは、家系総本山 ラーメン吉村家(神奈川県横浜市)、永福町大勝軒(東京都杉並区)、カドヤ食堂 本店(大阪府大阪市)、中華そば しば田(東京都狛江市)、中華蕎麦 とみ田(千葉県松戸市)、手打ち焔(栃木県那須塩原市)、とら食堂(福島県白河市)、春木屋 荻窪本店(東京都杉並区)、饗 くろき(※き=七が3つ)(東京都台東区)、らぁ麺 飯田商店(神奈川県足柄下郡)。 なお授賞式には、MCとしてお笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太、スペシャルプレゼンターとして元乃木坂46で俳優・タレントの松村沙友理も登壇した。