700人が開業祝う ステーションAiがグランドオープン
日本最大級のスタートアップ支援拠点「ステーションAi」(名古屋市昭和区)が31日、グランドオープンした。セレモニーには関係者、入居するスタートアップ社員ら約700人が参加し、門出を祝った。11月1、2日にはオープニングイベント、2月にもグローバルイベントを開催予定。今後、スタートアップ育成機運のさらなる醸成が期待される。 ステーションAiは創業前や創業直後のスタートアップなどの成長に向けた支援を行う拠点。開業時ですでにスタートアップ500者、スタートアップとの協業・連携を促進するパートナー企業200者が参加している。 セレモニーで大村秀章愛知県知事は「開業から5年で国内外のスタートアップ千社の入居を目指し、アジアを代表するオープンイノベーション拠点を目指す」とあいさつ。 ステーションAiの佐橋宏隆社長は「当地域は高度経済成長を支えたモノづくりの集積地。既存産業とスタートアップとの融合型のエコシステム(生態系)を目指したい」と意気込んだ。
ソフトバンクの宮川潤一社長は「スタートアップが日本の起爆剤となるように、応援していくことを約束する」と語った。