数十年に一度咲く花が同時に2株も…小豆島でリュウゼツラン開花 全国で開花相次ぐ意外な理由【香川】
岡山放送
数十年に一度開花すると言われる幻の花、リュウゼツランが小豆島で同時に2株も開花し話題となっています。 葉の長さは約1メートル。分厚くトゲのある葉が“竜の舌”に似ていることからその名がついたと言われるリュウゼツランの一種、アオノリュウゼツラン。その花は数十年に一度しか咲かずセンチュリー・プラント(世紀の植物)ともいわれています。 小豆島・土庄町の旧戸形小学校ではこの珍しい花が7月20日ごろから同時に2株も咲き始めました。(花少しみせ)アオノリュウゼツランは数十年をかけ成長したのち、株の中心から花の茎を伸ばし一度だけ開花、その後は株ごと枯れてしまいますが周りに子株が出来ることで子孫を残していくといいます。 (見ていた子供) 「想像よりも大きく形が違ってびっくりした」 「また見る機会があったら見てみたい」 世紀の植物とまで言われる珍しい花ですが実はこの夏、全国各地で開花が相次いでいます。専門家は・・・ (岡山市半田山植物園 銅谷徳夫園長補佐) 「はっきりは分からないが日本に明治時代の前後に入って来たと言われ、全国各地で植えられた経緯があるので開花周期が同じものがたまたまあったのでは」 小豆島で咲いた世紀の植物、アオノリュウゼツラン。見頃は8月上旬までということです。
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