高橋洋子さんライブや「ドラゴンボール」編集者トークなど多彩 23、24日、徳島・鴨島駅前周辺で初のサブカルフェス
吉野川市鴨島町の鴨島駅前周辺で23、24の両日、漫画やゲーム、コスプレといったサブカルチャーを集めた初の催し「かもじまサブカルフェスティバル」が開かれる。若者らに人気の高いコンテンツを活用し、アニメソングの有名歌手らも出演。駅前ににぎわいをもたらそうと、地元の飲食店主ら有志でつくる実行委が企画した。 「プレマチ★アソビ」始まる コスプレイヤーら徳島市に集う 目玉は、鴨島小学校体育館を会場にしたライブイベント。23日は人気アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の主題歌「残酷な天使のテーゼ」を歌った歌手の高橋洋子さんをはじめ、歌手でものまねタレントの松浦航大さんらが登場する。24日はロックバンド「FIELD OF VIEW(フィールド・オブ・ビュー)」のボーカル浅岡雄也さんや、お笑いコンビ「アイデンティティ」などが会場を盛り上げる。 日本フネン市民プラザでは、23日に漫画をテーマにしたトークイベントを開く。出版大手の集英社で人気漫画「ドラゴンボール」の3代目編集者を務めた武田冬門さんが、3月に死去した原作者の鳥山明さんとの制作エピソードなどを話す。同市出身の漫画家・真野稔裕さんも招き、漫画作りの様子を披露する「ライブドローイング」が行われる。 このほか、eスポーツ対戦会(同プラザ)やコスプレ撮影会(駅前イベント広場)などが両日開催される。 鴨島駅前で飲食業を営む西岡孝晃さん(43)が、サブカルチャーの人気の高さに注目。集客力のあるイベントで駅前エリアに人の流れを呼び込もうと企画し、周辺の仲間と9月に実行委を立ち上げた。県のにぎわい創出推進補助金480万円も活用する。 西岡さんは「これまであまりサブカルチャーに興味がなかった人も、自分の好きなものを見つけに来てほしい。毎年のように開くイベントにしたい」と意気込んでいる。 一部の無料イベントを除き、イベントごとに有料の入場チケットが必要。フェスティバルの公式ホームページで電子チケットを購入できるほか、紙チケットの販売場所も紹介している。 公式ホームページはこちら>https://kamojima-subculfes.com/