アメリカ議会混乱で米国株に暗雲、「これから仕込む日本株」
アメリカ議会ではケビン・マッカーシー下院議長の解任動議が可決され、連邦政府機関の閉鎖危機問題が混沌としている(写真はアメリカ国会議事堂:iStock/Getty Images Plus)
10月6日の東京市場で日経平均株価は前日比80円安の3万0994円で引けた。世界のマーケットは現在、アメリカの政治次第という面が強くなってしまった。株式相場も反転の時期を判断するのは難しい。 ただし、現状がアメリカの利上げの最終局面である状況に変わりはない。来たるべきリバウンドに備え、日本株もポートフォリオの入れ替えで臨みたい。 アメリカ市場で起きている金利高株安は、1980年代のポール・ボルカーFRB(連邦準備制度理事会)議長時代の「Higher for Longer」(高金利をより長く)の最終局面に類似している(詳しくは、 前回の記事「10月相場は日経平均より『TOPIXの押し目買い戦略』が有効」 を参照)。
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木野内 栄治