【オリックス】岸田護監督「迷いなく一つに集中してやってくれれば…」山岡泰輔もリリーフ専任で再生へ
オリックス・岸田護監督(43)が6日、山岡泰輔投手(29)の復活に期待を寄せた。ここ2年は先発と両にらみで調整してきた右腕には、秋季キャンプ前の面談でリリーフ専任を通達。今季が右肘の不調などでキャリア最少の6試合にとどまったこともあり「(起用法が)どっちつかずのところがあって、何でもできてしまう子なので。迷いなく一つに集中してやってくれれば、もっとパフォーマンスが発揮できるのかな」と狙いを明かした。 この日は第1クールの最終日。山岡本人も「球数50 出力70%」の制限つきブルペンでスライダー、カットボール、チェンジアップの状態を確認し、新たに落ちる系のツーシームも練習中だ。岸田監督も同じ30歳シーズンでリリーフ専任となり、リーグ2位の33セーブを記録。プロ9年目を迎える来季へ「僕の場合は持っている球種を使って、とにかく打者を全力で抑えたい。50試合、できれば60試合を目標に準備していきたい」と決意を新たにしていた。
報知新聞社