50代「バッグ1つで」身軽に外出。中身は極力少なく、風呂敷は必ず持ち歩く
仕事やプライベートで持ち歩く荷物をバッグ1つにすっきりまとめ、外出が快適になるアイデアをご紹介。整理収納アドバイザーの木村充子さん(現在50代)のケースです。外出時の忘れものが多くなってきたのをきっかけに実践しているという、忘れもの防止策や荷物を軽量化する工夫について語ります。 【写真】エコバッグや雨具の代わりになる風呂敷が便利
オンオフ問わず、どこに出かけるときもバッグは1つだけ
筆者は50代に差しかかり、以前よりも忘れものが増えたと感じています。とくに、荷物を2つに分けたときに、1つを外出先に置き忘れることが多いのです。 そこで、持ちものは必ず1つのバッグにまとめるようにしています。整理収納アドバイスの仕事でお客様のお宅を訪問するとき、それ以外の仕事やプライベートの用事で長時間外出するとき、近所のちょっとしたお出かけのときと、外出の目的によってバッグを替えますが、持ち歩くバッグはいつも1つだけ。バッグ1つと肩かけにしたスマホが、筆者のお出かけのときの定番スタイルです。
2つのポーチをお出かけ時間の長さによって使い分ける
バッグを1つにするために、持ち歩くものはできるだけコンパクトにして、2つのポーチに分けてまとめています。ポーチを2つに分けたのには理由があります。 1つ目のケースには、外出時の必需品を入れています。 ・財布 ・家のカギ ・ハンカチ ・メモ帳 ・ペン ・イヤホン ・撥水タイプの風呂敷 もう1つのケースには、身の回りのものを入れています。 ・メイク道具 ・アロマオイル ・常備薬 ・マスク ・予備のコンタクトレンズ ・ヘアブラシ 短時間の外出には必需品を入れたポーチだけ、1日中外出するときは2つともバッグに入れて出かけるというように、外にいる長さに応じて持ち歩くポーチの数を変えています。ポーチとして使っているのは、無印良品の「ナイロンメッシュケース・ポケット付き B6サイズ用」。ほどよく中が見えるので、2つのポーチを間違えることはありません。
外出時の必需品は、コンパクトで多用途なものを選ぶ
お出かけのときの必需品をまとめたポーチの中身を紹介します。 財布は、スマホ決済を利用する機会が増えて、クレジットカード1枚と少額の現金だけしか持ち歩かなくなったため、コンパクトなものを使っています。家のカギはポーチの中で迷子にならないように、財布に付けています。ハンカチは、コンパクトで乾きやすいハーフサイズのもの。手帳機能はスマホアプリを使っていますが、文字を書いてメモを取ることが好きなので、小さなメモ帳とペンも持ち歩いています。 また、エコバックの代わりとして撥水タイプの風呂敷を持ち歩いています。風呂敷は、結び方のバリエーションによって、荷物の大きさに合ったバッグに変身します。エコバッグとしてだけでなく、敷き物にしたり、傘を忘れてしまったときに雨具の代わりにしたりと、さまざまな用途に使えて便利です。 気軽に洗濯ができるので、常に清潔に使える点も気に入っています。