【宮城県のお土産レシピ】笹かまぼこのっけうどん 汁を吸った笹かまがもっちり美味!
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。 絶品 “のっけごはん” レシピ(全31品)の画像を一気見! きょうの当番は、白央さん。
vol.87 笹かまぼこのっけうどん
先日、久しぶりに宮城県の仙台市を訪ねました。昔、8年ほど暮らしたなじみのある土地なのですよ。名物のひとつに笹かまぼこがありますが、宮城県にはそれはそれはたくさんの笹かまメーカーがあるんです。 私の推しは、石巻市の「粟野蒲鉾店」さん。そのままでおいしいけれど、のっけ具にしても実にいい。 ■材料(1人分) ・うどん:1玉 ・うどんつゆ:適量 ・かまぼこ、さつま揚げ:各1個 ・青ねぎ:お好みで ■作り方 (1) 鍋にうどんつゆを入れて、かまぼこ、さつま揚げを加えて10分ほど沸騰するかしないかぐらいの加減で煮る。 (2) 器に麺を入れ、(1)を加える。 おつゆでじっくり練りものを煮ると、汁に魚肉の旨みが加わり、また練りものも汁を吸って、食感がもっちりとしておいしい。 練りものならではの甘みも汁に加わるので、おつゆを作るときは甘さひかえめにするといいですよ。 仙台駅でも買えますので、よかったらお出かけの際にはチェックしてみてください。 あ、そうそう。昨日のしらいさんの「なんちゃって天丼」はアイデアですねえ。さすがだなあ……と感じ入りました。見逃してる方、ぜひチェックを。 おいしいもののっけ隊(隊員2名) 白央篤司(はくおう あつし) 「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。 しらいのりこ お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
白央篤司