【速報】新400ccオフロード「DR-Z4S」ついに発表! 2025年4月より欧州&北米で発売予定も決定
スズキインテリジェンスライドシステム採用!任意でカットできるトラコンも
車体設計はもとより、内部システムも最新鋭に強化された。近年のスズキ製スーパースポーツ、ストリートファイターに搭載されているスズキインテリジェントライドシステム(SIRS)を、DR-Z4Sも獲得。走行モード設定は三段階で、アグレッシブで鋭敏なモードA、ソフトで乗りやすい味付けのモードB、ウェット路面に対応するモードCを選択できる。さらにトラクションコントロールでは、より精密にリアタイヤのグリップを制御。モード1、2、グラベルの3種の調整が可能だが、オフにして介入を防ぐことも可能だ。リアABS側もカットができるため、ダートでのコントローラビリティを削ぐことはない。これらの仕様はモタードのDR-Z4SM同様だが、各セッティングはDR-Z4S専用に調整されており、フラットダートのみならず、アップダウンの激しいコースにも最適化されている。 スロットルは電子化されたライドバイワイヤを採用。オンボードECMを活用し、緻密なスロットル制御性を実現した。軽く確実な動作ができるライドバイワイヤだが、シーンやポジションによってワイヤー風に遊び調整ができるスロットルワイヤ―も備えている。 そんな魅力的なDR-Z4Sだが、EURO5+への適合で世界中どこでも販売が可能だ。既に欧州モデルも発表されており、国内仕様販売の障壁はない。発売時期についても、海外では2025年4月からが予定されているという。国内でその姿を目にできる日も遠くないか? 続報に期待したい。 また、同時に発表されたDR-Z4SMも、稀有な400ccスーパーモタードとして目が離せない存在だ。こちらも排ガス規制適合や最新装備はSと同様だ。オンロード派は要注目!
DR-Z4S[2025:海外]主要諸元
・全長×全幅×全高:2270×885×1235mm ・ホイールベース:1495mm ・シート高:920mm ・車両重量:151kg ・エンジン:水冷4ストロークDOHC4バルブ単気筒 398cc ・最高出力:38PS ・最大トルク:37Nm ・燃料タンク容量:8.7L ・変速機:5段リターン ・ブレーキ:F=ディスク、R=ディスク ・タイヤ:F=80/100-21M/C、R=120/80-18M/C ・価格:未発表
Webikeプラス編集部