Mrs. GREEN APPLE大森元貴「本当は“執着しない”のが一番だけど…」人間関係に悩む10代リスナーに届けた言葉は?
3人組ロックバンドMrs. GREEN APPLE(大森元貴(Vo/Gt)、藤澤涼架(Key)、若井滉斗(Gt)がパーソナリティをつとめるTOKYO FMのラジオ番組「SCHOOL OF LOCK! ミセスLOCKS!」(毎週月曜 23:08頃~)。 11月18日(月)の放送では、生徒(リスナー)から届いたメッセージを紹介。人間関係の悩みにアドバイスを送りました。
――リスナーからのメッセージ
私には今悩んでいることがあります。私は友達との会話で面白いことを言ったり、面白く話したりすることができません。相手を退屈にさせていないか、自分の話はつまらないのではないかと考えてしまいます。自分の話をしたり、自分から話しかけたりすることが苦手で、沈黙の時間が多くなってしまうとさらに不安になってしまいます。 最近、仲良くしていた友達が他の子と一緒に過ごすことが多くなり、1人で過ごすことが多くなりました。「やっぱり自分といても楽しくなかったのかな」と考えてしまい、ますます自分に自信がなくなり、嫌になってしまいます。このようなとき、ミセス先生ならどうしますか?(13歳)
――ミセスからのメッセージ
大森:「ミセスLOCKS!」史上、一番難しいお便りかも? まあでも、あるよね。仲がよかった子が他のグループと仲良くしだしたとかって、絶対みんなあるじゃん。 藤澤:起こりうること。 大森:そこでシュンってなるのもすごく気持ちはわかるわけ。でもさ、13歳の子に「人に対して、そんなに執着しなくていいんだよ」って言っても難しすぎるじゃんって思う。 藤澤:でも、俺は思うだけど、こういうことを悩めている気持ち・性格って、すごく人のことを考えられる人なんじゃないかな。本当は聞き上手なんじゃないかなってめちゃくちゃ思う。 大森:たしかに。 藤澤:だから、相手の好きなことを聞いてあげたりとかして共通の話題を持ったりとか、自分の好きなことを話すのもすごくいいと思う。“面白いこと”って考えちゃうとフォーカスを当てるのが難しいから、“相手の好きなこと”や“自分の好きなこと”を考えるの。 大森:うん。あと、そんなに疎ましく(うとましく)思わなくていい気がするな。面白いことを話せる子は「面白いな」と思っておけばよくて。自分にないものをたくさん探すっていうよりかは、難しいけど、そこに執着しないのが本当は一番だから。人間関係がないところで自分の趣味を探すとかね。 若井:そうだね。 大森:ゲームをするとか、YouTubeを見るでもなんでもいいけど、没頭できることがあると気持ちがちょっと楽になるというか。だんだん自分の今の心の成長と、周りの成長と、環境の変化っていうのがどこかで交わる瞬間が、ゆくゆく来る気がする。今はちょっとつらいだろうけど、頑張ってください。 (TOKYO FM「SCHOOL OF LOCK! ミセスLOCKS!」2024年11月18日(月)放送より)