ロシア中部カザンで開催中のＢＲＩＣＳ首脳会議は２３日、ウクライナ戦争や中東危機について協議する。ロシアのプーチン大統領が冒頭、「深刻な地域紛争」について話し合うと表明した。写真は手前左からモディ印首相、プーチン氏、習近平・中国国家主席。代表撮影(２０２４年　ロイター)

Vladimir Soldatkin　Guy Faulconbridge [カザン（ロシア） ２３日 ロイター] - ロシア中部カザンで開催中のＢＲＩＣＳ首脳会議は２３日、ウクライナ戦争や中東危機について協議する。ロシアのプーチン大統領が冒頭、「深刻な地域紛争」について話し合うと表明した。 プーチン氏はまた、３０以上の国が主要新興国で構成するＢＲＩＣＳへの参加に関心を示しているが、拡大に当たっては「バランスを維持し、有効性低下を防ぐことが必要」とも述べた。 プーチン氏の外交政策顧問であるユーリ・ウシャコフ氏は、グループのさらなる拡大には一定の基準を考慮する必要があり、可能性がある１３カ国のリストが合意されたと明らかにした。 タス通信によると、ウシャコフ氏は「ＢＲＩＣＳへの全面的な加盟、あるいは何らかの適切な形での参加の準備度合いについて、各国と話し合う必要があるだろう」と語った。