永田聖一朗、ゴージャス過ぎるカグヤ様に必要なのは“美” 映画『仮面ライダーガッチャード』で「さらに魅力的な姿を見せられたら」
■『仮面ライダーガッチャード』出演をきっかけにファン層が変化
――劇場版の撮影で、特に印象に残ったことや面白かったエピソードなどがあれば聞かせてください。 永田:カグヤの出番はないのに、島根ロケについて行ったことでしょうか。自腹でみんなと同じ便やホテルを予約して、プールで遊んだり、島根の方々とご飯を食べたり。最高に楽しかったです! 皆さんはお仕事ですが、僕は旅行気分ですからね(笑)。でも、現場に顔を出さないと気まずいかなと思って、スタッフさんと一緒に機材を運んだり、キャストに傘を差したりとお手伝いもしましたよ。 ――現場の中で、“仮面ライダーならでは”だと思ったことはありますか? 永田:作品への愛情が深い人が多いです。もちろんほかの現場でも作品愛が深い人はいらっしゃいますが、『仮面ライダー』の現場はその愛情がより深い人がとても多いです。今回、スタッフの方々ともたくさんお話させてもらったのですが、『仮面ライダー龍騎』の頃からシリーズに関わっている方から貴重なお話を聞けて、作品愛に溢れた現場だなと思いました。 ――『仮面ライダーガッチャード』出演によって、ファンの幅も広がったのではないでしょうか? 永田:広がりましたね。これまでは女性ファンの方からお手紙をいただくことが多かったのですが、『仮面ライダーガッチャード』へ出演してからは、お母さん・お父さんを通じてお子さんからコメントをいただくことも増えました。自分も仮面ライダーに憧れていたので、ちびっ子たちに夢を与える存在になれたことが嬉しいです。あと、お子さんもそうなのですが、男性ファンが増えたことの方が顕著かもしれません。女性がほとんどだったインスタグラムのフォロワーが、6割男性になりました。先日、別作品の撮影で街ロケをしていたところ、男性2人組から「カグヤ様応援してます!」と声を掛けられて。改めて、「仮面ライダーってすごい作品だな」と実感しましたね。 ――最後に、映画の公開を楽しみにしている方へ見どころ、メッセージをお願いします。 永田:なかなかシリアスな内容の映画になっているのですが、勇気を与えてくれる物語に仕上がりました。カグヤの強いだけじゃない、弱い部分も映し出され、それを乗り越える姿に元気をもらえると思います。是非、劇場でご覧ください。ゴージャス! (取材・文:米田果織 写真:高野広美) 映画『仮面ライダーガッチャード ザ・フューチャー・デイブレイク』『爆上戦隊ブンブンジャー 劇場BOON! プロミス・ザ・サーキット』は、7月26日より全国公開。