大谷は「行き詰った状況を打開してくれた」指揮官も勝負強さを絶賛 大谷敬遠→ベッツ決勝打には「翔平の存在が相手の決断を難しくする」
◇MLBドジャース9-2ブレーブス(日本時間16日、トゥルイスト・パーク) ドジャースは大谷翔平選手が2安打2打点の活躍。打線は9回に一挙7得点で連敗を止めました。2度の好機で2本のタイムリーツーベースを放った大谷選手にロバーツ監督は「行き詰った状況を打開してくれた」とたたえています。 【画像】第47号を放った後の大谷翔平選手 2点を追う5回、2アウト1、3塁で迎えた大谷選手の第3打席は、ライト線へのタイムリーツーベース。1点差とすると、7回2アウト1、2塁から左腕ディラン・リー投手の低めの変化球に食らいつく技ありの一打で同点のタイムリーツーベース。 勝負強い打撃に指揮官は「翔平は今夜、僕らにとって大きなヒットを何本も放ってくれた。行き詰った状況を打開してくれた」と絶賛しました。 同点の9回は、2アウト3塁で打席を迎えましたが、大谷選手は申告敬遠。続くムーキー・ベッツ選手が勝ち越しのタイムリーを放つと、打線はテオスカー・ヘルナンデス選手の29号など3者連続ホームランが飛び出し、一挙7得点で勝負を決めました。 記者から9回の場面で大谷選手を敬遠してベッツと勝負するかと聞かれたロバーツ監督。笑みを浮かべつつ、「地球上に1人か2人かな。ニューヨークに1人(アーロン・ジャッジ選手)、そして我々のクラブハウスに1人いるね。監督は常に厳しい決断を迫られるんだ」と答えます。 また「翔平の存在が相手の決断を難しくする。その後にはムーキーがいるし、さらにフレディ(フリーマン)も控えているからね」と語りました。