日本のお母さんは忙しい 家事も育児も1人で悩まないで 「産後ドゥーラ」として女性支える42歳の元保育士
出産はゴールじゃない
家事や育児のサポートとは別に、出産前から出産後のことを考えてもらおうと妊婦対象の「産後プランニング」も無料で行っている。初めて出産に臨む妊婦は出産をゴールとして位置付ける人が多いが、自身の経験からも産後こそ育児分担の計画が必要だと考えた。育児や家事に家族や知り合いの力をどれくらい借りられるかについて「より具体的に考えてほしい」とする。
日本のお母さんは忙しいから
子どもの面倒は自ら見るべき―という責任感に押しつぶされそうだったり、実家が遠くて頼れる親族が近くにいなかったりする母親もいる。「日本のお母さんは忙しいので、少しでも休む余裕ができたらと思う。お母さんファーストを心がけています」と下沢さん。母親へのサポートが進むことを願いながら、きょうも台所に立っている。