「サッカー界最大の屈辱」ニュルンベルクMF奥抜侃志、途中出場途中交代の波乱。クローゼ監督もイライラ「3回も説明した」
2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)のニュルンベルクに所属するMF奥抜侃志が、第3節のダルムシュタットとの試合で途中出場途中交代となる波乱があった。ドイツメディア『Bild』が現地時間26日に、奥抜が屈辱的な交代となった理由と経緯を説明するミロスラフ・クローゼ監督のコメントについて報じている。 昨年からニュルンベルクでプレーしている奥抜は、開幕戦から3試合連続で出場。開幕戦のカールスルーエ戦では、1ゴール1アシストの活躍を見せていた。しかしこの試合ではベンチスタートとなっており、後半から途中出場を果たしている。もっとも、途中出場であるにもかかわらず88分に途中交代させられていた。 同メディアは、「質問に少しイライラした様子で、深く走るべきではない。彼のクオリティはボールを持った時にある。私は3回も説明した。もう一度冷静に説明する必要があるかもしれない」と、試合後にコメントを残したクローゼ監督について伝えている。 また、「途中出場でありながら交代させられること、それはサッカー界における究極の屈辱だ」と指摘しており、後半から投入されたにもかかわらず、怪我などの影響ではなく交代させられたことを強調していた。クローゼ監督が言うとおりであれば、求められた戦い方をできなかった奥抜。言語面での問題があった可能性があるが、シーズンは開幕したばかりだ。果たして、奥抜はクローゼ監督の信頼を取り戻すことができるだろうか。
フットボールチャンネル編集部