カーレースの車が群衆に突っ込む 7人死亡、スリランカの紅茶産地で
紅茶の産地として知られるスリランカの丘陵で開かれたカーレースで21日、参加していた車が観衆に突っ込み、少なくとも7人が死亡した。AP通信などが同日、報じた。20人が負傷し、うち3人が深刻な容体だという。 レースは、最大都市コロンボから約180キロ東に離れた同国中部の丘陵地帯に位置する街ディヤタラワで開催されていた。警察当局によると、コースを外れた車のうち1台が観衆や大会関係者に突っ込んだ。英公共放送BBCによると、犠牲者には8歳の少女も含まれる。当局が事故原因を調べている。事故を受け、大会は中止された。 大会はスリランカ軍などが主催。会場となった軍の学校のサーキットには、事故当時約4万5千人の観衆が集まっていた。（伊藤弘毅）
朝日新聞社
