7日~8日は北海道で猛吹雪 九州や四国の山でも雪 来週の東京は晴れても気温一桁
来週「10年に一度の大雪」予想も
そして、来週は冬のような天気と気温が続くでしょう。日本海側は、連日、雪や雨となりそうです。 特に、北海道日本海側・東北日本海側・北陸・長野県北部・群馬県北部・岐阜県山間部では11日(水)頃から、近畿日本海側・山陰では13日(金)頃から、この時期にしては降雪量がかなり多くなるという予想があります。 気象庁では、その時期としては10年に1度程度しか起きないような著しいなる可能性が、いつ降雪量(冬季の日本海側)ともより高まっているとして、「大雪に関する早期天候情報」を発表して、注意を呼び掛けています。 農作物の管理や、除雪の準備など、大雪に向けて、早めの備えが必要です。 また、日差しのある太平洋側でも、来週は、冬本番の寒さが続くでしょう。東京では、12日(木)は、晴れても最高気温は9℃の予想です。昼間も、ダウンコートやマフラーなど、万全な寒さ対策を心がけてください。
雪道の運転 注意するポイントは
雪道で、車を運転する場合は、スノータイヤを装着し、急発進、急停車にならないよう、普段よりもゆっくり慎重に運転してください。車間距離は普段の倍以上とりましょう。トンネルの出入り口や橋の上などは路面が凍結しやすいため、特に注意が必要です。通行止めや渋滞の情報をあらかじめ確認してから出かけましょう。 2輪車(バイクや自転車)は転倒のおそれが非常に高いため、運転しないでください。公共交通機関を利用する場合は、間引き運転や減速運転により、普段より時間がかかり、混雑することが予想されます。運行情報や迂回ルートを確認してから行動してください。 大雪のピークが過ぎてないときに行動すると、大きなケガにつながったり、帰宅困難になったりします。慎重に行動してください。
日本気象協会 本社 望月 圭子