【バスケW杯】日本は“死の組”で2次ラウンド進出狙う アジア最上位でパリ五輪出場権獲得
8月25日から9月10日にかけて、史上初めて日本・フィリピン・インドネシアの3か国共催で行われるバスケットボールワールドカップ。開催国の一つであるフィリピン・マニラで29日、1次ラウンドの組み合わせ抽選会が行われました。 日本は、沖縄アリーナで行われる「グループE」で、ドイツ、フィンランド、オーストラリアと対戦することが決まりました。 初戦の相手となるドイツは、世界ランキング11位(2023年2月27日付)の強豪国。2021年の東京五輪では8位に入賞しているほか、これまでに多数のNBA選手を輩出しています。 抽選会の結果を受けて、ドイツバスケットボール連盟・副会長のアーミン・アンドレアス氏は「グループEは“死の組”。日本は、エース・八村塁がとにかくやばい。ドイツの中心はシュルーダー選手。ワグナー兄弟もいるしNBA選手も多い。チームワークで戦う。ドイツと日本が2次ラウンドに進むと予想している」と話します。 エースのデニス・シュルーダー選手は、NBA・レイカーズで、日本のエース・八村塁選手と共にプレー。日本のキャプテンを務める富樫勇樹選手は、シュルーダー選手について「一瞬も気を抜けない。彼を止めることがカギになってくる」と警戒しています。 沖縄での1次ラウンド、27日には世界ランキング24位のフィンランド、29日には世界ランキング3位で東京五輪・銅メダルのオーストラリアと対戦する日本。2024年パリ五輪への切符を手にするため、この大会でアジア最上位を狙います。 ◇ ◇ ◇ 「FIBAバスケットボールワールドカップ2023」 ■1次ラウンド 8月25日(金)日本×ドイツ 8月27日(日)日本×フィンランド 8月29日(火)日本×オーストラリア