着陸寸前の旅客機が銃撃を受ける。機内のいたるところに弾痕が残る映像、拡散「恐ろしすぎる」(海外)
米格安航空会社のスピリット航空が、中米ハイチの空港に着陸しようとしたところ、現地の武装集団から銃撃を受け、隣国のドミニカ共和国に緊急着陸を余儀なくされた。SNSには、乗務員が撮影されたとみられる機内の様子が拡散されている。 【実際の映像】機内に残された銃弾の痕
スピリット航空951便は9月11日、米フロリダ州のフォートローダーデールを離陸し、ハイチの首都ポルトープランスを目指していた。 同機は、ポルトープランス上空で着陸態勢に入っていたところ、武装集団から銃撃を受けたとみられている。 Flight Awareが公開したデータによれば、同機は目的地のトゥーサン・ルーヴェルチュール国際空港付近で、一時約600フィート(約180メートル)まで降下していたものの、再び上昇。ポルトープランスに戻ることはなく、隣国ドミニカ共和国のサンティアゴに緊急着陸した。 SNSには、緊急着陸後に乗務員が投稿したとみられる動画が拡散。旅客機の外側を損傷しただけでなく、機内には弾痕が残されている。 米ABCテレビによれば、当該機体は使用不能となり、客室乗務員が軽傷を負ったという。なお、乗客にケガはなかった。 ポルトープランスでは武装集団による治安の悪化が懸念されており、ロイター通信によれば、先月にも、国連のヘリを狙った銃撃事件が起きている。 SNSでは「恐ろしすぎる。客室乗務員は大丈夫なのか?」「不愉快極まりない」など、心配の声が上がっている。
BuzzFeed Japan