ロバーツ監督がビューラーの窃盗被害に言及「彼は無事だし、時計はいつでも替えられる」

試合前の取材に応じたドジャースのデーブ・ロバーツ監督【写真：小谷真弥】

【MLB】パドレス ー ドジャース（日本時間9日・サンディエゴ） 　ドジャースのデーブ・ロバーツ監督は8日（日本時間9日）、パドレスとの地区シリーズ第3戦前に報道陣の取材に応じ、ウォーカー・ビューラー投手を襲った時計窃盗被害について言及した。「数週間前に起きたこと。だからウォーカーにとっては古いニュースだ。彼が無事で安心している」と語った。 【映像】ロバーツ監督を襲ったマチャドの“送球”　想像以上の速さに米記者も唖然 　地元放送局「KABC-TV」などによると、ビューラーは競馬観戦に訪れた際に腕時計の窃盗被害に。腕時計には10万ドル（約1490万円）の価値があったという。ポストシーズンの先発前日に流れただけに、ショッキングなニュースだったが、9月中に起きた窃盗被害だったという。ロバーツ監督は「こういうことは起こりうることだと、我々みんなにとっても注意することだ。しかしながら、彼は無事だし、時計はいつでも替えられる。安い時計ではなかったけど」と話した。 　ロバーツ監督自身は妻からもらった時計を愛用。この日、報道陣から「ロバーツ監督が所持した中で一番高い時計は？」と問われ、「まさにここにある時計だ。IWCのもので、私の50歳の誕生日の時に妻がくれたんだ」。1勝1敗で、この日は負けられない第3戦となるが、指揮官は、リラックスした表情を浮かべていた。