イングランド代表のフォーデンが批判を浴びるサウスゲート監督に同情「選手たちも責任の一端を負うべき」
イングランド代表MFのフィル・フォーデンがUEFA EURO 2024(ユーロ2024)の低パフォーマンスを受けて「選手も責任を負うべき」と語り、批判に晒されているギャレス・サウスゲート監督に対して「同情する」とコメントを残した。イギリス『BBC』が伝えている。 【動画|フォーデン 4連覇に大きく貢献、個人2冠達成】23/24プレミアリーグ マンチェスター・C フォーデン 全19ゴール8アシストを振り返る! ユーロ2024のイングランド代表は、優勝候補の1つに挙げられている。現在ベスト8進出を果たしているものの、開幕から低パフォーマンスを続けており、ラウンド16のスロベニア代表戦では、あわや敗退まで追い込まれていた。 イングランド代表を率いるサウスゲート監督の采配に批判が集まっている中、フォーデンは「選手たちも責任の一端を負うべき」と語り、不振のすべての責任を監督に負わせるのは不公平だと感じているようだ。 「何人かのリーダーが話し合い、解決策を見つけ出さなければならないと思う。監督にできることは限られている。監督はチームをシステムに組み込み、どのようにプレッシャーをかけるか指示する。もしうまくいかない時は、選手自身で解決しなければならない」 「より良いプレーをするためには、相手チームのプレーに適応しなければならない。それは僕たちが最近話し合ったことだし、今後の試合ではプレッシングの面で違った一面を披露できると思う」 そしてサウスゲート監督は、トレーニングで選手たちに積極的な姿勢を持つように求めているようだ。フォーデンは批判の矢面に立たされているサウスゲート監督について「同情する」と語り、以下のように続けた。 「監督はトレーニング中に僕たちに対して、プレッシャーをかけ、ピッチの高い位置でプレーするように言っていた。そしてそれは時に、選手自らがするべきプレーのような気がする」 「僕たちはリーダーにならなければならないし、解決策を試合中に見出すことができるはずだ。もし試合で同じことが起きたら、選手たちで集まり解決策を見つけ、プレスの方法を調整できると思う」 イングランド代表は、ユーロ2024の準々決勝スイス代表戦を、日本時間7日1時に控えている。
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