「ブラジルでもっと鳥取のことを知らせたい」 つながりのきっかけは「鳥取大火」… ブラジル鳥取県人会が鳥取県を訪問
日本海テレビ
ブラジル・サンパウロに拠点があるブラジル鳥取県人会。そのメンバーが鳥取県を訪れ、鳥取の文化や歴史を学びました。 鳥取県庁を訪れたのは、ブラジル鳥取県人会の4人。 交流に訪れたブラジル人 「今、コマーシャルとか企業ビデオとか作ってます。鳥取県の皆さんのおかげでここに来られて感謝しています」 鳥取県 平井伸治 知事 「わたくしどもの先人たちが頑張って鳥取からブラジルに渡られて、大変に日本が評価されるのは、皆さんの働きのおかげでありまして、本当にわれわれも誇るべきことだと思っております」 ブラジル鳥取県人会は、鳥取にルーツがあるブラジル人で構成、約70年前、鳥取市で発生した「鳥取大火」の義援金を贈るため発足されました。それ以来、ブラジル鳥取県人会と鳥取県は交流を続け、歴史と文化を学ぶため行き来しあっています。 今回は、自身のルーツである鳥取をより身近に感じるため観光地の訪問や伝統芸能体験をするために訪れました。一行は県庁を後にし、向かったのは鳥取砂丘。 祖父が鳥取県出身のリジア・チグサ・中島さん。鳥取砂丘の印象はー。 リジア・チグサ・中島さん 「大きいです。ブラジルとちょっと感じが違います」 日系学校で働き、子ども向けの教材作りの仕事をしている中島さん。今回の交流や自身で目にしたことを教材作りに役立てたいといいます。 その後は、鳥取砂丘近くのレストランで昼食。大山どりのから揚げなど鳥取の味を堪能しました。 リジア・チグサ・中島さん 「県人会でも皆さんに伝えて、もっと鳥取のことを知らせたいと思ってます」 この交流会は11月29日まで行われ、鳥取の伝統芸能などを学ぶとしています。
【関連記事】
- 「電話対応がストレス」 消防局に連絡せず救急搬送の直通電話回線の2つを遮断 鳥取県
- セクハラ発言などを受けたとして外国人選手が監督らを告発 「これからもしっかりと指導者として誠実に向き合っていきたい」 渦中のディオッサ出雲の監督が胸中を明かす
- 平井知事「工作をやっているというのは言語道断」 全国知事会議で地方創生や「103万円の壁」の見直しなどに言及 国民民主党の玉木代表の「工作」発言に対して怒りをあわらにする場面も
- 高齢者だけでなく30代や40代にも被害が… 総被害額が億をこえる特殊詐欺 商業施設でチラシを配り被害防止を呼びかけ 鳥取県鳥取市
- 老舗店舗の跡地に新たな複合施設がオープン カフェや商工会議所の相談ブースなど異業種が並ぶ 島根県松江市