磐田東はプリンスリーグ東海昇格ならず 帝京大可児に2-3…後半アディショナルタイムに決勝点奪われる
◇サッカー 高円宮杯U―18プリンスリーグ東海・プレーオフ▽Aブロック1回戦 帝京大可児3-2磐田東 (7日、竜洋スポーツ公園サッカー場ほか) 磐田東(静岡2位)は帝京大可児(岐阜1位)に2―3で敗れ、プリンスリーグ東海への昇格を逃した。前半1分、FW宇都宮海斗(3年)が先制弾。1点を追う後半41分、宇都宮のゴールで追いついたが、同アディショナルタイム(AT)に決勝点を奪われた。 終わり際に悪夢が待っていた。磐田東は宇都宮の同点ゴールから6分後の後半AT2分、ディフェンスラインを突破され、決勝ゴールを被弾。伊藤悠陽主将(3年)は「選手権に出場するチームの強さを思い知らされた」と唇をかんだ。 意地は見せた。前半1分、宇都宮が飛び出した相手GKをかわして先制ゴール。「いい形で抜けて、決めるだけだった」。後半41分には左サイドから同点ミドルをねじ込んだ。選手権県大会では1回戦で飛龍に0―1。自身はPKを献上してしまい「責任を果たしたい」との思いを2発に込めた。 今試合に向けてはベンチメンバーの2年生が自主的に修学旅行をキャンセルし、3年生と共に練習してくれた。伊藤主将は「僕たちと一緒に戦ってくれた事に感謝している。来年はトップレベルで戦えるチームになってほしい」と後輩に思いを託した。 (武藤 瑞基)
報知新聞社