〔東京株式〕小幅安=材料難で(25日前場)☆差替
(前引け)【プライム】日経平均株価の午前の終値は前日比46円29銭安の3万8990円56銭と小幅安。市場参加者が少なく積極的な売買が手控えられる中、材料に乏しく持ち高整理の売りに押された。東証株価指数(TOPIX)も17.01ポイント安の2710.25と軟調だった。 77%の銘柄が値下がりし、値上がりは19%。出来高は9億0179万株。売買代金は1兆5706億円。 業種別株価指数(33業種)は銀行業、電気・ガス業、その他製品、輸送用機器などが下落。上昇は鉱業、鉄鋼。 【スタンダード】スタンダードTOP20は小幅安。出来高は2億8195万株。 【グロース】グロースCore、グロース250はともに堅調。 (10時30分)朝方上昇して始まった日経平均株価は値を消す展開となっている。市場関係者は「買い材料がなく、海外投資家の買いが入らないため」(銀行系証券)としている。プライム市場では約7割の銘柄が値下がり。東証株価指数(TOPIX)も軟調で、市場では「銀行株が値下がりしているほか、自動車株の下げも寄与している」(国内運用会社)との声が聞かれた。 (寄り付き)日経平均株価は前日比131円67銭高の3万9168円52銭で始まった。前日の米国市場で主要株価指数がそろって上昇した流れを引き継ぎ、買い先行となっている。