【新馬戦】ブラウンラチェット 兄譲りのポテンシャル ルメールも期待「モノは一級品だと思う」
「新馬戦」(16日、中山) 世界を股にかけて活躍中の兄に続くか。月曜中山6R(芝1800メートル)でデビューするブラウンラチェット(牝2歳、父キズナ、美浦・手塚)は、1つ上の異父兄にUAEダービーを制し、ケンタッキーダービーでも3着に健闘したフォーエバーヤングを持つ。ダートで走る兄と血統構成は似ているが、妹はターフでの躍動を描いている。 担当の名畑助手は「2歳牝馬らしく、まだ精神的にアンバランスなところがある。そこに気をつけながら接しています」としつつ、「小柄だけど全身を使った、きれいなフットワーク。乗っていて気持ちのいい動きをしますよ」と乗り味の良さを伝えた。 鞍上は名手ルメールを予定。「モノは一級品だと思う。兄に近づいてくれればいいですね」と期待を込めた。