ドラ1の剛速球左腕が無念の長期離脱……日本ハムルーキー「中間通信簿」
プロ野球は開幕してからおよそ4ヶ月が経過した。ここまで各球団のルーキーたちはどのような結果を残しているのだろうか。球団ごとのルーキーを振り返ってみたい。 【動画】これぞドラ1!東洋大・細野晴希が圧巻のピッチング 日本ハムのルーキーは支配下で5名、育成で3名と合計8名。そのなかでドラフト1位から3位の大卒ルーキーは全員が一軍で出場した。 ドラフト1位の細野晴希(東亜学園高→東洋大)は6月18日の阪神戦で一軍デビューを果たした。5回途中1失点、6奪三振。登板間隔を空けて臨んだ2戦目は7月3日のロッテ戦。この試合では5回3失点、3奪三振。2試合とも勝ち負けはつかなかったが、まずまずの投球内容だった。しかし、出場が決まっていたフレッシュオールスターゲームを左肩の故障により辞退。長期離脱は確定し、今後の予定は白紙となっている。 ドラフト2位の進藤勇也(筑陽学園高→上武大)は細野とのバッテリーで一軍デビュー。その試合で2度打席に立つも快音は響かなかった。その後、もう1試合出場機会があったが、この試合でもノーヒット。6月27日に登録を抹消され、その後は二軍で汗を流している。途中出場したフレッシュオールスターゲームでは、ホームランと2ベースヒットを放つ活躍。優秀選手賞を受賞した。 ドラフト3位の宮崎一樹(山梨学院高→山梨学院大)は5月31日に一軍初昇格。いきなり「7番・レフト」でスタメン起用されると初打席初安打を記録した。しかしその後はヒットを放つことはできず6月10日に登録を抹消された。 ドラフト4位の明瀬諒介(鹿児島城西高)は二軍で27試合に出場し打率.207(82-17)、同5位の星野ひので(前橋工高)は同じく二軍で24試合に出場し打率.143(56-8)の成績を残している。 新庄剛志監督が指揮を執るようになってから初のAクラスへ向けて、ドラフト上位3人の大卒ルーキーたちは後半戦の戦力となれるだろうか。