弓道の上達と平穏な日常を願って矢を射る 新春恒例の初射会【福井】
福井テレビ
弓道の上達を願って新年初めての矢を射る「初射会」が3日、越前市内で行われ、弓道愛好家らが1年の精進を誓いました。 新春初射会は越前市弓道協会が毎年1月3日に開いていて今年は20代から80代までの会員28人が参加しました。厳かな空気の中、始めに最初の矢を射る「矢渡(やわたし)」という儀式が行われ、細川孝夫会長が弓を引きました。この後、有段者や一般の会員らも28メートル先に設置された直径36センチの的を狙って1人2本ずつ矢を放ちました。細川会長は「昨年は能登半島地震など色々な災害があったが、今年は会員や関係者らが平穏に幸せに過ごせるようにという思いで弓を引いた。弓の稽古をしながら仲間とともに豊かな生活を歩んでほしい」と話していました。参加者たちは矢を射ながらより一層の上達を願うと共に今年1年の精進を誓っていました。
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